マサ斉藤についての考察とキャプテン・ニュージャパン

僕が初めてプロレスラーに接触したのは20年くらい前の川越市民体育館で、
場外乱闘の際にグレッグバレンタインにタックルされる。
そんな話をキャプテンにしたら、

「僕は中島体育館(札幌)でハンセンのブルロープにやられたんだよね」
って話が返って来た。

この手の話題はプロレスファンの会話には必ず付きもの。
けっこう多いのが山本小鉄に怒られた話なんかがある。


キャプテン・ニュージャパンは新日本プロレスのレスラーで最近マスクを被るようになった中堅レスラーです。
http://www.njpw.co.jp/data/detail_profile.php?f=779

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先日プリモピアーノで行われた、「プロレス向上トークバラエティ ふなと~く -俺達が新日本プロレス」でご一緒させて頂きました。

やはり名門「新日本プロレス」
一流のレスラーは一流のプロレスファンでした。
会場ではチョップ魔神(自分)とキャプテンは終始プロレス的やりとりを展開、2発の水平チョップと最後に地獄突きをいただいて轟沈。

彼のトークの中で印象的だったのは長州力の話、
「長州はいつでも4つの技だけでプロレスを組み立てる」

昨今、技のインフレが嘆かれているなかで専修大学レスリング部出身のキャプテンはプロレスの核心を見ている。
正直に言うと自分より若い世代がリングでメインを張るようになってから、リングを見ていて感情移入が出来なくなってしまった自分がいました、が、キャプテンとのやり取りで改めて新日本プロレスのファンになりました。

最後にキャプテンが「俺と内藤でドームをいっぱいにしたい」と言った時、本物のプロレスラーの本気の眼差しがマスク越しに見えました。





さて、余談ですが
今回のトークイベントはそれぞれの出演者がお気に入りのレスラーをピックアップして熱く語るという趣向
僕が選んだのはマサ斉藤だったのですが、ちょっと調べて行くうちに何やら色々と発見をしてしまって、これトークショーではまとまんないなと思い、イベント当日は触り程度にしてました。
しかし自分の中で熱がさめやらないので面倒くさいのですが、この場でちょっとぶちまけます。


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マサ斉藤
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B5%E6%96%8E%E8%97%A4


彼の人生にとって最も重要な事件は1985年のアメリカでの実刑でしょう。
ウィキペディアにも書いてありますが、強制送還もしくは1年半の禁固刑の選択を迫られアメリカでの刑務所暮らしを選ぶ。


ここがまず引っかかるのです。

アメリカに対して離れられない愛着、もしくは他の理由があったのか?
「良い休息」で現場を1年半も休んでしまうのは理解できません。

新日本プロレスの魅力の一つに外人レスラーの充実があります。
ニック・ボックウィンクルやバーン・ガニア、ジェシー・ベンチュラといった重鎮たちとの交流
87年にベイダーが「たけしプロレス軍団」としてリングに上がる。
このコーディネートをしたのもマサ斉藤

本場のアメリカからビックスターをブッキングするとき、まず信用が第一ですが、信用というのはマサ斉藤がアメリカのレスラー達から尊敬されているということが重要なのだと思います。

それともう一つの事件「巌流島」
これアントニオ猪木とノーピープルマッチでマサ斉藤が試合をするのですが・・・
当時、高校生だった自分には何が何だか理解が出来ませんでした。
だいたいビックマッチには背景があるのですが、この試合の背景は全く見えません。

今になっては色々と当時の裏事情が露見しています。
http://inoki-nikkan.seesaa.net/article/26729708.html
まず、当初の予定では猪木VS斉藤ではなく藤波VS木村だったそうです。
アントンハイセルの倒産、離婚、様々なトラブルが重なった時に「死に場所を探した」といった見方もされますが、そこに何故マサ斉藤なのか?
「御勤め」の報酬?
死ぬはずの猪木は30分遅刻、ということは猪木=武蔵なのか?負ける(死ぬ)のは斉藤(佐々木小次郎)?


調べれば調べる程、マサ斉藤と云う人は偉大な人物です。
色んな疑問がありますが、昨晩久々に映画「仁義なき戦い」を観てすべて理解が出来ました。
マサ斉藤は菅原文太のそれだったのですね。
そう思うとアントニオ猪木の立ち振る舞いはどことなく金子信雄と被ります

現在、パーキンソン病を患い、還暦を超えていますが未だにリングに上がる準備を怠らないそうです。


ホントにね。
今の若いレスラーは凄いですよ。
がんじがらめで、そのくせ何かあればゆとり教育とバカにされ、ちっちゃい人間がちっちゃい権利を主張して益々世知辛くなっている。
そんな窮屈な時代にマサ斉藤とか長州力の背中を見据えてリングの上でバンプを取るのです。


最後にふと思い出しました。
矢吹丈と紀ちゃんの名シーン「真っ白な灰~ついていけそうにない・・・」事件


前田日明がヨーロッパから帰って来て以来のファンでしたが、
新日本プロレス改めてファンになりました、
これからも応援していきます。
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by mojo-m | 2012-08-30 23:58 | Trackback

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