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週末の為に生きる。

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自分は22歳からほぼ10年間サラリーマンをやっていました。
時代は1992年、まだまだバブルの残り香がありまして、まぁそのお恥ずかしい話、平日はバーで飲んだくれ、週末はパーティという日々。
給料が手取りで25万くらいでしょうか、実家暮らしをしていましたので多少は家にお金を入れていましたが貯金もせずに綺麗に使い果たしていました。
新宿は3丁目のローリングストーン界隈、大久保は水族館、青山のマニアックラブ、イエローとかゴールドとかライブハウスへも年がら年中そして暇が出来ればホームパーティ、インターネットは無かったので遊び場に行って友達を作って情報を仕入れる、そしてロック、レゲー、テクノと友達に誘われればどこまでも遊びに行く。
仕事が8時30分からなので7時までに家に帰ればいいやといった感じで日本中を飛び回る。
27歳で結婚するまで家でゴロゴロした事がほとんど無い。
今はいったい1日に何時間パソコンいじっているんだろうか・・・
半分は仕事と云えyoutubeなどをチェックして知った気でいる、正直むなしい。
若い頃、いとうせいこうのノーライフキングって本があったけど、気がついたら時代がブレードランナーに追いついちゃった。

今夜のモジョは久々にオールナイトのパーティー、
オトノハのメンバーやフォギーでよくやってるフルメンバーがステージを温めている。
やっぱりパーティーには少なからずリアルがある。
引き籠って理屈こねて勘ぐっておかしくなっちゃって発狂してる人たち、そう云う人たち昔から周りにいっぱい居たけど、昔はそう云う人たちも無理やり引っ張り出して連れ回していたよなぁ。


みなさんどうだろう?
素敵なパーティーにたまには行っていますか?

面白い事をやろうとするとすぐにリスクを考えてしまう。
そんなことまで簡単にできてしまう便利な時代。

22日に上映する「スーパーローカルヒーロー」は今の時代に皆が見落としている何かにスポットをあてているのかもしれない。
一人のおじさんが我武者羅に走り回ってパーティーを作る。
生活は決して豊かではない、ただ沢山の笑顔がそこにある。
そんな人、昔は僕の周りにいっぱいいたな。

by mojo-m | 2015-06-21 01:21 | Trackback

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