研修報告3日目
2006年 08月 05日
GUITAR WOLF フィッシュマンズ ゆらゆら帝国 Sun Paulo MOGWAI キセル ザ・たこさん メタルチックス BEZ DJ SET
ギター・ウルフのステージ・パフォーマンスには、お約束が幾つかある。
SEの仁義なき戦いのテーマに乗せて缶ビールを一気飲み
積んであるモニターアンプからのダイブ
その間にくしでリーゼントを整える
そして、必ずひとり客をステージに上げ、ギターを弾かせる
今回の苗場での使命の一つは、そのステージに上がりセイジ兄貴のギターを弾くことでした。
ライブが進むにつれ、腕を頭の上でクロスするイギー・ポップの構えをしたり
MC5のキック・アウト・ザ・ジャムをやったり、僕のテンションを上げまくる狼たち
しかし残念なことに、今回も僕の手が届く距離にいた青年がステージにあげられてしまい、またしても魂のピックを手に入れることができなかった。
すこし傷心してしまったが、ひと風呂あびて、ゆらゆら帝国のまつステージへ移動
今年の僕の中での目玉はこのバンドでした。
約10年前、下北沢のライブハウスで彼らのデビューライブを観て以来、同志でありライバル(勝手に)である彼らをひたすら支持してきたこともあり、THE RACONTEURS BUFFALO DAUGHTER The suzuki と、僕的胸キュンバンドが奇跡的にもバッティングしスケジュールを恨みましたが、ある意味ゆら帝を選択することは僕にとって義務でした。
スケジュール発表前、「ゆら帝がいよいよフジの大トリ」との噂もありましたが、発表後の予定を見るとトリの一つ前、
しかし、個人的にはニヤけてしまう。なぜなら時間帯が素晴らしいからです。
夕暮れを狙ってきやがった!
すべてはそうなるべくしてなりました。
日没にタイミングを合わせての「ミーのカー」
いつぞやの日比谷の野音の再来です。
1曲目に「太陽の白い粉」やった時点で今回のコンセプトが解りました。
どサイケです。
そして、ラストナンバーは3×3×3(いたずら小僧)
これは、メジャーデビュー・ライブでの1曲目にやった曲
感無量
この後はすっかり仲間と盛り上がり早くも打ち上げモード
背中で佐藤タイジ(Sun Paulo)の凄い音を聴きながら酒が進む進む
あ、STROKES忘れてた!
気づいた時には後の祭りでした。
で、凹んだ気持ちをMOGWAI で3倍にして取り返す。
そして、きっと苗場食堂(4畳半)は凄いことになってるに違いないと気合を入れていってみれば、キセルがやってて思いっきり肩透かし。
しかし、その後にとんでもないやつらが登場
その名もザ・たこさん
ファンクのリズムにあわせて現れたのはバンバンビガロのタイツを身にまとうデブ・チビ・ハゲのおじさん。
そしてJBのパロディに徹する
もちろんマント・プレイも披露!
アンコールには越路吹雪の「愛の賛歌」
自分の体力も限界にきてたが火事場のクソ力でステップ踏みまくり。
そしてペース配分をたこさんに完全に崩されつつ、メタルチックスがスタート
案の定途中で撃沈(殆んど失神)
で、倒れているところを友人に起こされ、そのままハピマンのBEZ で完全燃焼、
朝日も昇りきり、真っ白な灰になりました。
※写真は、たまたま居合わせたプロレスラーのチョップ魔神氏と憧れの鈴木慶一氏
by mojo-m
| 2006-08-05 01:38
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